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ドローンに必要な免許とは?民間の資格にもメリットが|免許編

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・ドローンの飛行に免許や資格は必須?
・ドローンの資格について知りたい

「ドローンに興味がある」「今後仕事で使う可能性がある」といった方も多いのではないでしょうか。

始めるにあたって必要な免許や資格、取得できる場所など知りたいことも多いはず。

今回はそんな悩みを解決できるように免許やそれに関する内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

目次


  1. ドローンに必要な免許
  2. どんな資格がある?
    ◆JUIDA(ジュイダ)認定資格
    ◆DJI JAPAN認定資格
    ◆DPA(ディーパ)認定資格
    ◆日本ドローン協会(JDA)認定資格
  3. ドローンスクールの選び方
    ①目的を明確にする
    ②スクールの下調べをする
    ③自分の環境を確認し応募する
  4. まとめ

1.ドローンに必要な免許


2021年8月現在は、ドローンを飛ばすために免許や資格は必要ありません。そのため無免許や免許不携帯で違反になることはなく、だれでも飛ばせるのがドローンです。

しかし、必須となる免許や資格はなくても、民間団体が発行している資格はあり、当然取得するメリットもあります。

さらに2022年からドローンの免許制度が導入される予定です。その前段階として民間の資格を取得し、知識や技術を身につけ制度が導入されたらスムーズに免許が取れるようにするのもいいかもしれません。

2.どんな資格がある?


飛行許可を得るためにドローンを運用する正当性や安全性、さらに技術力まで示す必要があることもあります。

そんな時に役立つのが民間団体の発行する資格です。

持っていると飛行申請をする際などに有利に働くケースもあるので、必要に応じて取得してみてはいかがでしょうか。

◆JUIDA(ジュイダ)認定資格

一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が発行するドローン資格で「無人航空機操縦技能証明証」と「無人航空機安全運行管理者証明証」があります。

■無人航空機操縦技能証明証
16歳以上が取得可能な資格で、ドローンを安全に飛ばすために必要な知識と技術の保有者に発行されます。

■無人航空機安全運行管理者証明証
18歳以上が取得でき、そのためには無人航空機操縦技能証明証を取る必要があります。ドローンを運行する際の技術や法律に関する知識を有し、飛行業務の安全が管理できる方に交付されます。

どちらの証明書も有効期限は交付日から2年間です。個別に更新の案内があるほか、会員サイトから更新の申込ができ、更新のためのWebテストも受講可能です。

なお、JUIDAは国土交通省航空局のホームページに掲載されています。そのため証明証を取得している方は、自身の技術がアピールできるだけではなく、航空局の申請手続きに必要となる書類の一部が免除されるので、申請時にも活用できます。

全国に200校を超えるスクールを展開しているので、通えそうなスクールがあれば受講してみてはいかがでしょうか。

スクールによって異なりますが、受講期間は3日間~が目安です。

参考:JUIDA 公式サイト
URL:https://uas-japan.org/business/about-qualification/

◆DJI JAPAN認定資格

ドローンメーカーの大手DJIの日本法人であるDJI JAPANが管理する資格「DJI CAMP(ディージェイアイキャンプ )」です。DJIの製品に特化し、企業向けの育成プログラムになっています。

DJI CAMPを修了した場合には、国土交通省への飛行申請が簡略化されるメリットがあります。夜間飛行や危険物輸送といったオプションによってはさらに簡単な申請で済むようになります。

そのほか、取得するメリットとしては、

・DJI公認ドローン保険の保険料が割引になる。
・DJI JAPAN認定インストラクターから認定を受けられる。
・DJI CAMPコミュニティに参加できる。

などがあります。

認定講座は70か所以上で開催しているので、すでにDJI製品を使用している方や購入予定のある方は受講を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、「飛行経験10時間以上」が受講条件に含まれているため注意が必要です。確認はアプリ「DJI GO」の飛行履歴や、国土交通省への申請書類などで事前に行っているので、受講前に確認してみてください。

資格取得までにかかる日数は基本的なDJIスペシャリストで2日間です。

参考: DJI CAMP 公式サイト
URL:https://djicamp.aeroentry.jp/

◆DPA(ディーパ)認定資格

国土交通省登録管理団体の一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が発行している資格です。

ドローンを安全に活用できるように早いうちから操縦技術の認定を制度化するとともに、飛行のレベルと機体に応じた種別を設けています。現在は「ドローン操縦士回転翼3級」と「ドローン操縦士回転翼3級インストラクター」の2種類があり、視力や色覚などの身体的な要件を満たす必要があります。

どちらも有効期間は2年間になり、インストラクター資格のほうは先にドローン操縦士回転翼3級の資格を取得する必要があります。

スクールによって異なりますが、受講期間は3日間~が目安です。

参考:DPA 公式サイト
URL:https://d-pa.or.jp/

◆日本ドローン協会(JDA)認定資格

ドローンの安全に関する知識や高い操作技術を持った人材を育成し、ドローン業界の発展につなげることを目指してスタートした資格です。

2021年8月現在はオンラインで受講することもでき、仮試験をオンライン、本試験を試験管立会いのもと実施しています。会場では1日だけで講習や検定会が終了するほか、学科だけ受けることも可能なので気軽に受講できます。

また、初心者向けの「UAV3級操縦士技能証明証」やドローンを業務で使い安全に運行させる知識を有する方のための「JDAドローン安全管理者照明証」。さらにドローンで農薬散布をする際に必要な知識や技能を持っている者に発行される「JDAアグリドローン操縦士技能照明証」など、幅広い資格が用意されています。

保護者同伴にはなりますが小学生が受けられる資格もあり、さまざまな方が目的に合わせて受講できます。

資格や級にもよりますが、例えばドローン操縦士資格であれば1日~2日で修了します。農薬散布コースにはドローン初級の方に向けて3級+2級+農薬散布コースがセットになったコースもあり、6日間かけて取得します。

参考:一般社団法人 日本ドローン協会 公式サイト
URL:https://alldrones.org/

3.ドローンスクールの選び方


認定資格をいくつかご紹介しましたが、それらを取得するための知識や技術はどこで学べばよいのでしょうか。独学でやるよりも、お金はかかりますがスクールに通ってプロから教わったほうが理解が深まりそうです。

ドローンスクールは全国各地にありますので、いざ通おうと思ってもどう選んだらいいのかわからないケースもあるかもしれません。皆さんが自分の目的に合わせたスクールに出会えるように、選び方をご紹介しますので参考にしてみてください。

①目的を明確にする

ドローンスクールに通う大きな目的は「ドローンに関する知識や操作技術の習得」が主ではないかと思います。さらに細かく見ていくと「飛行申請に実績が必要」「クライアントへ技術のアピール」「仕事でドローンを使う予定があるのでプロに教わりたい」など、いろいろあります。

まずは「なぜ通いたいのか」を明確にすることが大切です。

目的を明確にすることによって自分に必要な知識や技術がわかり、それらを学べるコースがあるスクールなど判断がしやすくなります。

もし明確な目的がなく「なんとなく今後伸びそうな産業だから」といった場合は、ドローンを安全に飛行させることができる技術や知識の習得を目指してみてはいかがでしょうか。スクールもそんな基礎に力を入れているところを選んでみてください。

②スクールの下調べをする

インターネットや資料請求などでスクールの情報を集めます。

その際には、

・自分の欲しい技能や知識が身につきそうか?
・取得したい資格の団体か?
・修了後のサポートはあるか?
・希望するコースの費用は?
・希望するコースは何日で修了か?
・講習で使うドローンの種類は?

などが見るべきポイントです。
もし気になる点があれば電話で直接確認するのもよいでしょう。

③自分の環境を確認し応募する

通いたいと思うスクールがいくつかピックアップ出来たら、予算や通える時間などを併せて確認してください。

例えば、できる限り短時間で学びたいと考えている方は、修了まで何日もかかるコースは避けたほうが無難です。さらに修了後のフォローについても受けたい場合には、継続して通える距離や時間も大切です。

無理なく学べるように自分の環境に応じたスクールを選定しましょう。

4.まとめ


必須となる免許や資格はなく、だれでも飛ばせるのがドローンの魅力のひとつ。

しかし、民間が発行する資格は複数あり、JUIDA認定資格・DJI JAPAN認定資格DPA(ディーパ)認定資格・日本ドローン協会(JDA)認定資格の4つをご紹介しました。民間の資格とはいえ取得することで、飛行申請を簡略化出来たり技術力のアピールになったりとメリットもたくさん。

また、資格取得やドローン飛行に関する知識や技術を学べるスクールもあります。通いたい動機を明確にし、自身の目的に合わせたスクール選びに役立ててみてください。

ライター:彦坂

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