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パソコンのメーカーシェアと各ブランドの特徴

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
※操作説明や機能説明は申し訳ございませんが行っておりません…

・国内では、どのパソコンメーカーが人気なの?

・BTO(ビーティオー)ってどういう意味なんだろう?

当ブログではパソコンの選び方や、スマートフォンの選び方についてご紹介しています。

よければ過去の記事もあわせてご参照ください。

・初心者にオススメのパソコン|選び方と用語解説
・AndroidとiOS(iPhone)どっちがいい!?スマホの種類と選び方

さて、今回は日本国内におけるパソコンのメーカーシェアを紹介すると共に、それぞれのメーカーの特徴を簡単に解説します。

特に、近年注目が集まっているパソコン専門メーカーについても詳しく紹介しますので、パソコンを購入する際の参考にもなればと思います。

※2021年3月12日現在の情報です

目次


  1. 外資系パソコンメーカーが上位を独占
    ①レノボグループ
    ②日本HP、デル、シャープ
  2. 国内家電メーカーの健闘
  3. パソコン専門メーカーの台頭
    ①マウスコンピューター
    ②ドスパラ
    ③パソコン工房
  4. まとめ

1.外資系パソコンメーカーが上位を独占


①レノボグループ

IT専門調査会社 IDC Japan株式会社の調査によると、2020年第2四半期の日本国内のパソコンメーカーシェアは以下のようになっています。

※下図は、「IDC 2020年第2四半期の国内トラディショナルPC市場実績値を発表」内の参考資料を一部引用しています。
URL:https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ46799820

※画像はクリックすると別タブで拡大表示されます。

まず注目したいのが、約4割を「レノボ、NEC、富士通」から成るレノボグループが占めていることです。

レノボグループの核となるレノボは香港に本店を置くパソコンメーカーです。

レノボは、最近注目が集まってきているGoogleが開発したOS「Chrome OS」搭載のChromebookを3万円を切る低価格で販売しているのが特徴です。

同社のChromebookでは低価格ながら、タブレットのようにディスプレイを着脱できる2in1タイプを実現していて、そのコストパフォーマンスの高さが人気の理由だと言えます。

またレノボは、テレワークの需要に応えるようにテレワーク化する企業に向けて「テレワークスタートガイド」を公開し、2020年も大きな成長を遂げています。

参考:テレワークスタートガイド
URL:https://www.lenovojp.com/business/solution/download/002/pdf/telework_startguide.pdf

②日本HP、デル、シャープ

レノボ・グループに次いで約17%を日本HPが占めています。

日本HPはアメリカの大手パソコンメーカーであ「Hewlett-Packard Company(ヒューレット・パッカード )」の日本法人で、その略称であるHPのブランドで知られています。

そして、同じくアメリカ系企業であるデルが約16%、シャープが約6%となっており、純粋な国内メーカーの苦戦がうかがえます。

また、Mac製品を販売するアップルのシェアは6%にとどまりました。

2.国内家電メーカーの健闘


前述のように、上位を外資系パソコンメーカーが占めている中、レノボ傘下のNECと富士通は国内で開発・生産を行う体制をメインとしていて、現在も「国産メーカー」という位置づけにあります。

また、後述のパソコン専門メーカーに対して、国内家電メーカーという分類ができるNEC、富士通、シャープは、家電メーカーとしての厚い信頼感でも根強い人気を維持しています。

富士通はユーザーの年齢層が高くても扱いやすい初心者向けのソフトがインストールされたパソコンで勝負し、NECも同じく製品のマニュアルやサポートの手厚さで初心者の層を中心に健闘しています。

もとは東芝ブランドであったdynabook(ダイナブック)を中心に展開するシャープも、 家電製品で培った液晶技術を活かし、外資系パソコンメーカーの後を追う格好になっています。

3.パソコン専門メーカーの台頭


前述の国内家電メーカーに次いで、パソコンの製造・販売を専門に行うメーカーとしてマウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房も注目が集まりつつあります。

①マウスコンピューター

マウスコンピューターは、通信販売によるBTOパソコンをメインに販売を行っている国内メーカーです。

BTOとは、 Build To Order (ビルト・トゥ・オーダー)の略で受注生産を意味します。

BTOパソコンは、自作パソコンのようにパーツを選べる楽しみがありながらも、メーカー側で組み立てを行うため、既製品と同じような感覚で購入できるメリットがあります。

マウスコンピューターは、BTOパソコンを武器に豊富なラインナップを展開しつつ、24時間体制のサポートを敷くなど、専門メーカーならではの強みを活かしています。

②ドスパラ

GALLERIA(ガレリア)というゲーミングモデルで人気を博しているBTOパソコンメーカーであるドスパラも、その専門性を追求したゲーム用パソコンで定番のメーカーとなりつつあります。

また、パソコンが壊れた時のセーフティサービスとして、修理費用を無料にし、送料の負担、修理中の代替機の手配などのオプションを加えた月額費用の異なる3種類のプランが用意されています。

このように、ドスパラもマウスコンピューターと同じく手厚いサポートが人気のメーカーです。

③パソコン工房

マウスコンピューターやドスパラなどの、パソコン専門メーカーの中でも、パソコン工房は特にコストダウンを重視しているメーカーです。

特にセールの際の値下がり幅が大きく、質の高いパソコンを安価で買えるコストパフォーマンスの高さに加え、全国に 70以上の実店舗があり、対面でのサポートも充実しているのが大きな魅力のメーカーだと言えます。

4.まとめ


今回は国内のパソコンメーカーのシェアついて詳しく調べてみました。

まとめると、
全体としてはレノボグループが約4割を占めており、特にレノボはテレワークの需要や、 Chromebookの流行に素早く対応したことでシェアを拡大できたと言えます。

また、国内メーカーではマウスコンピューターなどのパソコン専門メーカーが人気を集めてきており、今後NECや富士通などの国内家電メーカーを凌ぐシェアになっていくのかどうが注目したいところですね。

ライター:井上

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