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【404、503って何?】ホームページで表示される数字の意味

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
※操作説明や機能説明は申し訳ございませんが行っておりません…

・インターネットで見かける「404」や「503」って何?

・その他いろいろな数字にはどんな意味があるの?

みなさんは、普段インターネットを利用していて「404」や「503」などの数字を見かけたことはありませんか?

今回は、それらの数字が何を表しているのかを解説していきます。

※2021年2月26日現在の情報です

目次


  1. インターネットで表示される数字
    ①HTTPステータスコード
    ②ステータスコードの種類
  2. 様々なステータスコードの意味
    ①100番台
    ②200番台
    ③300番台
    ④400番台「401 Unauthorized」
    ⑤400番台「403 Forbidden」
    ⑥400番台「404 Not found」
    ⑦500番台「500 Internal server error」
    ⑧500番台「503 Service Unavailable」
  3. 「302 Found(Moved Temporarily)」
  4. まとめ

1.インターネットで表示される数字


①HTTPステータスコード

インターネット上で表示される「404」や「503」などの数字を正式には「HTTPステータスコード(以下、ステータスコード)」と呼びます。

ステータスコードは、サーバー上から返ってきた情報を表す数字コードで、これによりサーバーとコンピューターの間に何が起きているのかを把握することができます。

②ステータスコードの種類

ステータスコードは、100番台から500番台まであります。100番台、200番台、300番台は正常な動作、400番台、500番台はエラーというように割当られています。

つまり、ステータスコード=エラーコードではありません。次の章から、それぞれの数字が表す情報について詳しく解説していきます。

2.様々なステータスコードの意味


①100番台

ユーザーからのリクエストを処理している際の「情報処理中」を表すステータスです。

具体的には、ユーザーからのリクエスト内容を分析し、それに応じたサーバー上の対象ページを探す処理を行っていることを表します。

サーバー間ではさまざまな情報が飛び交っていますが、ユーザーが実際に目にするのは、最終的な結果のみであるため、この100番台の数字は画面上に表示されません。

②200番台

データの表示に成功した時のステータスです。ページを探す処理により、問題なくページが表示できた場合に返されます。

ユーザーには、リクエストしたページ自体が表示されるため、100番台と同じく200番台のステータスコードが表示されることはありません。

③300番台

300番台はユーザーがリクエストしたページが移動されていた時のステータスコードです。

ホームページの引っ越しがあった場合に、サイト管理者が「このページに来た人はこっちに誘導してください」と指定している場合に300番台が返されます。

④400番台「401 Unauthorized」

400番台は、ユーザー側 (クライアント) のリクエストに誤りがあった時に返されるステータスコードです。いくつか具体的な例を挙げてみます。

まずは「401 Unauthorized」です。こちらは該当のページを見るために認証が必要な場合に表示されます。

具体的には、 IDとパスワードの入力が設定されているページで、入力内容が正しくない場合や、入力をキャンセルした場合にこのコードが返されます。

⑤400番台「403 Forbidden」

こちらは比較的有名なコードなので、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

該当ページへアクセスが禁止されている場合に表示されるコードです。

特定のIPアドレスからのアクセスを拒否している場合や、特定のIPからのアクセスのみを許可するように設定されている場合に表示されます。

そのような設定がされている場合で、ユーザーにアクセス権限がない(Forbidden=無許可の)ページにアクセスした時に返されるコードです。

IPアドレス…インターネット上において、通信先の相手を識別するための番号(インターネットにおける住所のようなもの)を意味します。

⑥400番台「404 Not found」

「404 Not found」は、今回ご紹介するステータスコードの中でも、一番表示される頻度が多いかもしれません。

「404 Not found」はページが存在しない場合に返されるコードです。

ページが削除された場合や、引っ越しをしたがリダイレクトの設定がされていない場合、サーバーがダウンしている場合などに表示されます。

その他にも、URLの入力を間違えたり、そもそもリンク元のURLが間違って記載されていた場合にも表示されます。

⑦500番台「500 Internal server error」

PHPやCGIなどのプログラムのコードや、WordPressなどのテンプレートに記述ミスがあった場合に表示されるコードです。

ホームページ製作において一番発生しやすいエラーでもあり、500エラーが表示された場合は、どのコードの記述に問題があったか原因を探る必要があります。

⑧500番台「503 Service Unavailable」

該当のページに一度にアクセスが殺到した場合など、サーバーに過度な負担がかかっている場合に返されるコードです。

限定グッズやチケット販売など、短時間にアクセスが集中する状況で発生しやすいエラーです。

3.「302 Found(Moved Temporarily)」


視点をサイト管理者に変えて、仮にあるブログ記事のURL を「example.com/aaa」から「 example.com/bbb」に変えた場合を考えてみましょう。

この時、旧URLから新URLに「301リダイレクト」をしておくことで、旧URLにアクセスがあった場合でも、自動的に新URLへ転送してくれるようになります。

※リダイレクト…直訳は「向けなおす」で、サイトやページを新しいURLに変更した場合に、自動的に転送する仕組みを意味します。

ところで、同じリダイレクトでも「302 リダイレクト」というものが存在していました。302は「Moved Temporarily」は、該当のページが一時的に違うURLに移動されていることを意味していました。

しかし、ドメインを介して違うページに移動させるスパムメールなどの不正な使われ方をされることが多くなってしまったため、現在は「302 Found」になっています。

現在の302の詳しい使用方法については、Googleのディベロッパーガイドをご参照ください。

URL:https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/separate-urls?hl=ja

4.まとめ


今回は「404」「503」などのステータスコードついて詳しく調べてみました。

まとめると、
100番台~300番台はユーザー側にとっては基本的に影響がありませんが、400番台・500番台の重要なコードは覚えておいた方がよさそうです。

「404 Not found」…ページが見つからない場合のコード

「503 Service Unavailable」…アクセス集中によりサーバーがアクセス制限をかけている場合のコード ※サーバーが落ちたことを意味するものではありません

当記事が、普段表示されるステータスコードを理解する一助になれば幸いです。

ライター:井上

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