お役立ち情報

【ハイレゾって何?】音質とビットレートについて

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メモ

<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
※操作説明や機能説明は申し訳ございませんが行っておりません…
・ハイレゾって何?
・音質って何によって決まるんだろう?

当ブログでは音楽に関する様々なテーマをご紹介してきました。
よければこちらの記事もあわせてご参照ください。

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今回は音楽の中でも「音質」にフォーカスして、その詳細についてご紹介します。

※2021年8月4日現在の情報です

音質とは?

音質とは、音楽や朗読などの音声がどれほどよいかを表すものです。

「音質がよい」と感じさせる要素の中でも代表的なものが「ビットレート」です。

音声のビットレートが増えれば増えるほど、音の粒が細かくなり、全体として「音がよい」と感じやすくなります。

ビットレート

kbps(キロビーピーエス)という単位

ビットレートは、データの情報量を表す数値で「128kbps(キロビーピーエス)」などと表記されます。

この「kbs」という単位は、「kilobit per second(キロビット・パー・セコンド)」の略で、1秒あたり何キロビットのデータが転送されるかを表したものです。

128kbpsでは、1秒辺り128キロビットのデータがやりとりされることを表し、この値が大きくなるほど、一般的に音質は向上します。

※キロビット…データの単位を表し、1キロビットは約 1,000 ビットを表す

ビットレートは、ビット深度とサンプリングレートの2つの要素を掛け合わせて計算されます。

ビット深度

ビット深度は分割された1つのサンプルあたりのデータ容量を表します。

ビット深度は、例えるとアニメーション制作における一枚の絵の細かさのようなもので、 この値が高くなるほどより細かい音声データになります。

サンプリングレート

サンプリングレートは、 1秒あたりのデータの分割数を表します。

先程のアニメーション制作の例えで言うと、1秒間に何枚の画像を表示するかがサンプリングレートだと言えます。

1秒間に表示される画像の枚数が多くなれば多くなるほど、アニメーションの動きがスムーズになるように、 サンプリングレートも高ければ高いほど、基本的には高音質になります。

ハイレゾとは?

ハイレゾとは、High Resolution Audio (ハイレゾリューションオーディオ)の略で、 High Resolutionは日本語で「高解像度」を表します。

ハイレゾは高解像度の音のことで、その中でもサンプリングレート、もしくはビット深度がCDの値よりも高い音声のことを指します。

つまり、一般的にはCDより音質がよいのがハイレゾだとされています。

しかし、そもそもCD自体が人間の聞き分けられる音質を十分カバーするサンプリングレートとビット深度で録音されているため、CDとCD以上の音質を聞き分けるのは難しいとして、ハイレゾの存在を疑問視する意見もあるようです。

※CDのスペック…CDのサンプリングレートは44.1 kHz、ビット深度は16bit
※厳密なハイレゾの定義については、定義を行う団体により異なります。便宜上、当記事ではその詳細については割愛します。

まとめ

今回は音質ついて詳しく調べてみました。

まとめると、
一般的に、音質はビット深度とサンプリングレートからなるビットレートによって左右されると言えます。

そして、CDの音質を超えるハイレゾという規格があることもご紹介しました。

オーディオ機器を購入する際には、これらの規格や数値を確認することも重要ですが、 実際に「よい音質」と感じられる要素には個人差があります。

そのため、可能な限り店頭の試聴機などを用いて「自分が実際よいと感じるかどうか」をしっかりと確認しながら、目的に適したオーディオを選ぶのがよいと言えます。

今回の記事が音質について詳しく知るきっかけになれば幸いです。

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