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<当記事はこんな疑問にお答えします>
・クリスマスに、スマホを子供にプレゼントするか迷っている。
どんな事に気をつけて、スマホを選んだらいいの?
・AndroidとかiOSって、一体何?スマホと何が違うの?
・「ネットリテラシー」ってよく聞くけど、どういう意味なの‥?
今年もクリスマスが近づいてきました。
この時期はクリスマスプレゼントとして、子供に色々な物をねだられている親御さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。
中には、スマートフォンがほしいと言われて困っている方もいるかもしれません。
親御さんとしては、どんなスマホを選んだらいいのか、スマホを持たせることが悪影響にならないか、いろいろ悩んでしまいそうですね。
スマホ選びのポイントは、デザインやカメラの画質、バッテリーの持ちなどの外身の部分も大切ですが、中身の「機能面」も非常に重要です。
今回は、「機能面」から見たスマートフォンを選びをご紹介したいと思います。
あわせて、子供にスマホを持たせる時の注意点も調べてみました。参考になれば幸いです。
※2020年12月21日現在の情報です
目次
1.スマートフォンの種類
①Android(Android)とiOS(アイオーエス)
スマートフォンの種類は非常に多くありますが、実は「Android(アンドロイド)」と「iOS(アイオーエス)」の2種類だけに分けることができます。
これは、スマートフォンのOS(オーエス)の違いによる分け方です。
まずは、この「OSとは何か?」について簡単にご紹介します。
ちなみに有名なiPhoneはiOSで動くスマホです。
※ 以下、一部便宜上、iPhone(iOS)と表記する箇所があります
②OSとは
OSとは、オペレーティングシステム(Operating System)の略で、コンピューターの操作を司るシステム・ソフトウェアのことです。
例を挙げてご説明します。
まず、パソコン本体(ハードウェア)は、人間で言えば、「体」に例えられます。
そして、私たちが普段利用している「Word」や「Google Chrome」など、さまざまなソフト(アプリ)は、人間の「手」や「足」のようなものです。
OSは「脳」に例えられます。
人間は脳が司令を出すことで手足が動くように、パソコンも「OS」が司令を出すことで各ソフト(アプリ)が動作するのです。
OSが変われば、UI(ユーアイ)と呼ばれる「ユーザーの使い勝手」が大きく変わります。
UIについての詳細は以下の記事をご参照ください。
UI(ユーザーインターフェース)とは? ~さまざまなインターフェースとその違い~
③iOSとは
Appleがスマートフォン向けに開発したOSが「iOS」です。
シンプルで誰でも直感的に使えるのが特徴で、セキュリティ面が強いのも大きなメリットです。
④Androidとは
Googleがスマートフォン向けに開発したOSが「Android」です。
ここで重要なポイントは、この「Android」は色々なメーカーが取り扱えることです。
※iOSはApple社しか扱えません。
そして、Androidを搭載したスマートフォンのメーカーごとに、異なるブランド名を冠しているところも特徴です。
例えば、
「SONY」が発売している Androidスマホのブランドは「Xperia(エクスペリア)」
「サムスン電子」が発売している Androidスマホのブランドは「Galaxy(ギャラクシー)」
「シャープ」 が発売している Androidスマホのブランドは「AQUOS(アクオス)」
のようになっています。
⑤カスタムUI(カスタムユーアイ)
また、多くのAndroidは、「カスタムUI」と言って、各メーカー(ブランド)ごとに、 Androidに機能を追加したり、表示やデザインをカスタムした状態で販売されます。
例えば、縦長のスクリーンショットを撮る機能があります。
「スクロールキャプチャ」「スクロールスクリーンショット」などと呼ばれ、縦長のWebページを、何回かに分けてスクリーンショットを撮らなくても、一回の操作で一枚の縦に長いスクリーンショットを撮ってくれる機能です。
縦長のスクリーンショット撮影は、Androidの自体の機能ではなく、各メーカーによる追加機能、つまり「カスタムUI」により実現できています。
一例として、Googleが発売している「Pixel(ピクセル)」というブランドのスマートフォンは、Androidがカスタマイズされていないので、縦長のスクリーンショットを撮ることはできません。
※アプリをインストールすることで、このような機能を追加することもできますが、セキュリティや容量の問題が懸念されます
⑥「Android」か「iOS」どっちがいい?
「Android」か「iOS」どっちを選んだらいい?という話を、ネット上などでもよく見かけますが、この比べ方はあまり良いとは言えません。
なぜなら、先程説明したように、同じAndroidでも、どのメーカーのAndroidを選ぶかによって、使える機能は大きく違うからです。
縦長のスクリーンショットを撮れないAndoroidもありますし、iPhone(iOS)にもそういった機能はありません。
縦長スクリーンショットに限らず、「片手モード」「通話録音機能」など、各Androidがメーカー独自で使えるようにしている機能は非常に多くあるため、自分にとって必要な機能をしっかりと調べておくことが重要です。
そして、その独自機能も含めて、各AndroidとiOS(iPhone)の中で、どのスマートフォンがいいか選ぶ方法がオススメです。
※余談ですが、色々な機能が追加されているAndroidが必ず良いというわけではありません。余計な機能は、かえって動作を重くしたり、使い勝手を悪くしてしまう場合もあります。
上記の例で挙げたGoogleのPixelは、カスタムUIでない、素のAndroidを搭載しているため、使える機能もシンプルで、カスタムUIにありがちな、不具合などが起きる可能性も比較的低いというメリットもあります。
2.子供にスマホをもたせる時の注意
①フィルタリング機能
お子さんが、有害な情報を閲覧できないように、予め遮断してくれる仕組みのことをフィルタリング機能といいます。iPhoneや多くのAndroidスマホに標準機能として搭載されています。
ただ、無料で利用できる標準搭載のフィルタリング機能は、精度が甘かったり、細かい設定ができない場合もあります。
その場合は携帯会社や、セキュリティソフトが提供する有料のフィルタリング機能を利用するのも有効だと言えます。
②ネットリテラシーの重要性
上記のようなフィルタリング機能を使うのも良いですが、「ネットリテラシー」=「インターネットを適切に使いこなす能力」を、お子さんと一緒に考えてみるのも非常に大切です。
誰でも気軽に利用できるインターネットだからこそ、「思い込み」や「誤まった情報」が公開されてしまうこともあります。
さらに、悪意のある発信者が、わざわざ嘘の情報を流すこともあります。そのため、膨大な情報の中から取捨選択し、信頼できる情報を選ぶ力を普段から養っていくことが大切なのです。
3.まとめ
今回は「機能面」を中心にしたスマートフォン選びを詳しくご紹介しました。
まとめると、
スマートフォン選びでは、デザインやスペック(カメラの画素、バッテリー容量)も重要なポイントになりますが、自分が使いたい機能が搭載されているかどうかも大切なポイントです。
もし、お子さんのスマートフォンを購入される場合は、デザイン・機能を総合的に考えて必要な機種を一緒に検討すると共に、フィルタリング機能の必要性や、ネットリテラシーについて、しっかりと向き合い話し合うことができるといいですね。
ライター:井上
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