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7月も終わりがけ、だんだんとお盆休みが近づいてきましたね。
人によっては帰省をしたり、どこかにお出かけをするかもしれません。
その際に写真を撮って、SNSやブログで仲間に共有したり。
せっかく撮って見せるなら、人を「おっ」と思わせるような写真で魅せたいですよね。
そこで、初心者でも誰でも。少し意識するだけで写真が上手くなるカメラ設定や撮影のコツをご紹介します!
カッコイイ写真をたくさん撮れば、SNSやブログのクオリティアップも狙えるかも?
目次
1.構図
カメラやスマホで撮影をする時、人間の視界とは違って、写真には枠があり、一枚で表現できる幅が決まっています。
写真を撮るうえで、構図はとても重要です。
しかし、構図と聞くと芸術センスとか、デザインレイアウトが必要そうで、難しそうなイメージ…なんだか覚えることが多くて難しそうですよね。
今回は、誰でも簡単に覚えられる構図を4つほどピックアップしました。
撮影時にこれらを少し意識するだけで、ぐんと印象が変わること間違いなしです!
①.三分割構図
三分割構図は、画面を縦横に三分割するように線を引きます。
〇×ゲームのイメージでしょうか。
計9つの箱ができるようにし、線の重なる場所を意識した撮影をする構図です。
例の写真の場合は、右下にメインの被写体がありますね。
この構図は非常に多くの場面で使われており、見ていて退屈にならない、ストーリー性のあるような写真を撮ることが可能です。
後に紹介するグリッド線を表示させる機能を活用することで、楽に三分割構図を用いることができます。
②.二分割構図
二分割構図は、十字を描くように画面を4つに分け、風景の境界線と重ねるようにして撮影する構図です。この構図は景色などを撮影する際に利用されることが多く、バランスの取れた美しい情景を収めることができます。
きれいに二分化させるため、カメラを水平、垂直にして撮影することがポイントです。
これも、グリッドを使うことで、水平を意識しやすくなるのでおすすめです。
③.対角構図
画面の角、対角線を意識して被写体を配置する構図です。
奥行きを感じる、動きのある写真の撮影をすることができます。
他にも、視線誘導をさせるといった、テクニカルな使い方も可能です!
被写体が複数ある場合には、対角を意識して配置するとまとまって綺麗に撮ることができます。
上記の写真もそうですが、必ず画面の対角線に沿う必要はありません。多少ずれたり、角度が違っても大丈夫です。なんとなくの目安だと覚えておきましょう。
④.日の丸構図
被写体を画面の真ん中に配置する構図です。
恐らく、多くの人が写真を撮る際にこの構図を用いているのではないでしょうか。
この構図は、背景がシンプルであったりする場合に、とても有効です。
被写体が際立ち、全体が引き締まって見えます。
他にも、ポートレート機能を利用し、背景をぼかすのも手段ですね。
構図自体に特別なひねりはなく、単調なものですが、ひとつ意識するだけでかなり上手く見えます。
2.カメラの設定
①.グリッド線の表示設定
先ほどにも話した、グリッド線の表示設定の方法です。
設定アプリ→カメラ→グリッド
で設定することができます。
非表示にしたい場合は、グリッドのチェックを外してください。
②.露出
露出とは、写真を撮るときにとりこむ光の量のことを指します。
これを調整することで、明るい場所が発光してしまう「白飛び」や、暗いところがつぶれてしまう「黒つぶれ」を防ぐことができます。
撮影時、画面をタップすると、太陽のマークが出てきますよね。
その状態で、上にスライドすると明るく。下にスライドすると暗く補正されます。
また、長押しすることで調整したピントや露出を固定することができます。
固定することで、カメラを動かしても再度調整する必要がなくなります。
とくに動くものの撮影時や、シャッターチャンスを待っているときに有効ですね。
③.HDR機能
HDRとは、ハイダイナミックレンジの略称です。
スマホカメラのDHR機能をざっくりと説明すると、一度のシャッターで複数枚の写真を撮影し、合成により光の加減を調節することで、より肉眼に近い写真が撮れる機能です。
端末によっては、これも
設定→カメラ→スマートHDR、または自動HDRで設定が可能です。
iPhone13以降の端末の場合は、自動でHDRが適応されているので、設定画面には表示されません。
もし、表示したくない場合は、設定→写真から変更ができるので、試してみてください。
3.人を撮るコツ
さて、以上を踏まえたうえで、実践に移ってみましょう!
まずは、人を撮るコツです。
①.ポートレート機能を使う
人を撮る際は、ポートレート機能を使用することで、とても良い写真を撮ることができます。
ポートレート機能は、背景のピントぼかすことができる機能です。これを使うことで、一眼レフで撮ったかのような写真を撮ることができます。
例えば、日の丸構図と組み合わせることで、被写体を目立たせつつ、飽きない写真を撮ることができます!
②.望遠カメラを使う
最近のiPhoneのカメラは進化しており、複数のレンズが搭載されていますよね。
広角カメラ(デフォルトの倍率)で撮影をする人が多いと思いますが、実は広角カメラは若干の歪みが生じてしまいます。そこで、望遠カメラを利用することで、歪みが少なく、そのままのスタイルを写真に収めることができます。
③.角度に気を付ける
撮影するとき、上、下、斜めを意識することで、きれいに写真を撮ることができます。
これはよく言われていますね。
上から撮ることで、目を大きく見せつつ顎をシュッと細く見せることができます。
下から撮ることで、足を長く見せることができ、全身のスタイルがよく写ります。
斜めは、カメラに対し身体を斜めにひねらせることで、身体を細く見せることができます。
4.物を撮るコツ
次は、物を撮る際に、意識したいことを紹介します!
①.俯瞰の角度
例えば机の上のものを撮るテーブルフォトの場合、普通に俯瞰で撮るのも素敵ですが、机の高さで撮影したり、思い切って真俯瞰で撮ることもおすすめです。普段あまり見ることのない視点で表現することができます。
真俯瞰の場合には、先ほど紹介したグリッド機能で十字を重ねるようにすると、きれいに地面と水平な俯瞰を作ることができますよ。
②.光の向き
光の向きには、順光、逆光、斜光と様々ありますが、食べ物を撮影する場合には「斜光」や、逆光と斜光の間の、「半逆光」がオススメです。
こうして光を当てて、料理やスイーツに陰を作ることで、立体感とツヤを感じる写真を撮ることができます。
それによって、とてもおいしそうな写真を撮ることが可能です。
順光の場合、陰が少なくのっぺりとした印象になってしまいます。
5.風景を撮るコツ
最後に、風景を撮るときのポイントです。
①.画面の向き
風景の写真を撮る際、横向きで撮影をしている人が多いと思います。
横向きで撮ることで、広がる景色を楽しむことができるのでとても良いのですが、撮影する景色によっては、縦向きの撮影がいい味を出してくれるかもしれません。
横向きが広がりをうまく表現できるのに対して、縦向きは奥行きをより表現できます。
他にも、縦向きにすることで緊張感のある引き締まった写真になります。
②.空と雲に注目
どこまでも広く続く青い空。いわゆる快晴の日はついつい空の写真を撮りたくなりますよね。
先ほど紹介した二分割構図で空を…と、それもとても良い写真ですが、雲一つない空の場合、広大な空なのになにかのっぺりと平たい印象を覚えてしまいます。そう、陰の有無ですね。
二分割構図は、景色の要素をバランスよく写すことができるのですが、雲一つない快晴の日には、すこしもったいない感じがします。
そういうときは三分割構図を使い分けて、単調になりすぎないように意識すると、さらにいい写真に近づきます!
例えば、街を下1/3に写して空の高さを表現したり、逆に空を上1/3に写して空の青さを際立たせたり…。
他にも、雲を映すことで、空に立体感が生まれます。特にこれからの時期は大きな入道雲なんかも見えると思うので、迫力のある写真を撮るチャンスです。
6.まとめ
今回は、少し意識するだけで写真が上手く見えるコツを紹介しました。
ここで紹介したのはごく一部で、他にもたくさんのコツやテクニックが存在します。
今回の記事を読んで、もしカメラや写真に興味が出た人は、この夏にぜひ挑戦してみてください!
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