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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
※操作説明は申し訳ございませんが行っておりません…
・ETLって何?
・ETLにはどんなメリットがあるんだろう?
当ブログではデータベースに関する様々なテーマをご紹介しました。
よければこちらの記事もあわせてご参照ください。
・DWH(データウェアハウス)とは?|データベースとの違い
・【2021年版】クラウドストレージ比較|Googleフォトの代わりは…?
今回はシステム間のデータ連携をより効率的にするツール、ETL(イーティーエル)をご紹介します。
※2021年10月6日現在の情報です
目次
1.ETLとは?
ETLは、Extract(エクストラクト=抽出)、Transform(トランスフォーム=変換)、Load(ロード=格納)の頭文字をとったもので、システム間のデータ連携を効率的にするツールのことを言います。
ETLの各工程は、従来「スクラッチ開発」と呼ばれる方法で実装されていましたが、1990年台後半頃にETLが登場してスクラッチ開発よりさらにデータ間の連携をスムーズに行うことができるようになりました。
※スクラッチ開発… システム開発でパッケージ(雛形のうようなもの)を使わず、オリジナルのシステムを1から開発すること
2.ETLを導入するメリット
ETL導入の最大のメリットは生産性の向上です。
ETLはシステム間でデータ連携をするための様々な部品が予め用意されていて、それらの部品を組み合わせることで、簡単に各システムを連携させることができるというメリットがあります。
3.ETLの機能
①データの読み込み:Extract(エクストラクト)
ETLではデータベースはもちろん、Excelやテキストデータ、XMLなど様々なデータを読み込むことができるのが特徴です。
また、読み込みの際には条件判定を行い、特定の条件に一致したデータだけ読み込むといった操作をすることもできます。
②データの加工:Transform(トランスフォーム)
トランスフォームは読み込んだデータを加工する機能です。
抽出したデータ中の不要項目の削除や条件に一致したデータだけを加工するなどの各システムを連携する際に様々なことを行うことができます。
③データの書き込み:Load(ロード)
ETLは、Excel、テキストファイル、XMLへデータの書き込みができます。
また、書き出し先にはDWH(データウェアハウス)を選ぶこともできます。
DWHについては、以下の記事をご参照ください。
DWH(データウェアハウス)とは?|データベースとの違い
4.まとめ
今回はETLついて詳しく調べてみました。
まとめると、
「ETL」は、Extract(エクストラクト=抽出)、Transform(トランスフォーム=変換)、Load(ロード=格納)の略で、 システム間のデータ連携を効率的にできるツールのことです。
ETLを活用して、効率のよいデータ管理ができるといいですね。
ライター:井上
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