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【総務が語る】仕事で褒められるために意識していること
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名古屋のホームページ制作会社WWGで勤続8年目、総務スタッフのまつやです。
WWGで働いていて思うことの一つに、「めちゃくちゃ褒めてくれる」という点があります。
「すごすぎる!」「さすがだね~」「助かりました!」など、相手への称賛や感謝を惜しまない雰囲気は、私のような褒められないとモチベーションが上がらないという人間にも優しく非常に助かっています。
もちろん、仕事というのは褒められることを目的にしているのではありません。
ありませんが、褒めてもらえるということは周りから「気が利く」「信頼できる」と思ってもらえているという証拠。仕事がうまく回っているということにもなると思います。
今回は総務の私が日々の業務で特に意識している、「やるやん!」と思ってもらうための4つのポイントをご紹介します。
目次
レスポンスは素早く、周囲の「待ち時間」を徹底的に減らす
―なぜ「すぐやる」が最強なのか
「これお願いします」「これってこれで合っていますか?」などの依頼や確認を受けたとき、そう時間をかけずすぐに対応できるもの(感覚的に30分以内で終わりそうなもの)は、いったん今やっていることの手を止めてでも先に対応するようにしています。
これの一番の目的は、次に対応する人の待ち時間を減らすことです。
WWGでの総務=何でも屋みたいなところがあって、社内の色んな人から多種多様な依頼がやってきます。なので、自分の作業効率や集中だけを考えて仕事をしてしまうと、依頼を受けたまま放置することになりかねません。
想像してみましょう。
あなたは誰かに仕事を依頼しました。自分の次の仕事はその依頼が完了しないと進めることができません。「今日中にお願いします!」と伝えたら退勤時間ギリギリに完了の報告が。
これだと「確かに今日中だけど、もうちょっと早ければ自分のところも今日終わったのになぁ……」って思うかもしれませんよね。

そこで、すぐに終わるような依頼は即座に対応することで、周りから「対応が早い」「仕事が滞らない」と思ってもらうことができます。これが結果的に自分の信頼につながっている気がしています。
「これが終わったらやろう」と思っていると、その間に他のことに気を取られて忘れてしまうことがあるんです…… 。だから、すぐに対応するのは、実は私自身の「忘れるリスク」を回避するためでもあるんですよね。他の人の仕事が進めやすくなるよう考えることと、自分のヒューマンエラー防止でWin-Winです!
確認は「どこか間違っているはず」という気持ちでする
―なぜ自分を疑う方が信頼につながるのか
どれだけ手間をかけて資料を作ったり、データ入力をしたりしても、提出前の最終確認は「自分は必ずどこかでミスをしているはずだ」という気持ちで取り組んでいます 。
自分の仕事に自信がないわけではありません。ただ、己の能力を過信しないことは重要だと思っています。変に自信を持って見てしまうと、目の前のでかでかとしたミスに気づけないこともありますから……(経験談)
人間のすることなのでミスをゼロにはできませんが、常に疑いの視点で厳しくチェックをすることで、最終的なミスを防ぐ精度を高めることができます。
人に指摘されるより前に、自分で一番にそのミスに気づき対処できれば、それは「ミスをしなかった」のと同じこと。
結果、周りから見ると「あの人はいつも完璧だ」「ミスをしない人だ」という揺るぎない信頼が獲得できてしまうんです!あら不思議!(本当は、しているミスを自分で食い止めているだけなんですけどね)
この「ミスを自分のところで完結させる力」が、周囲からの評価を良くするポイントだと感じています。
メール・チャット済みの内容も直接声をかけて伝える
―アナログな「声かけ」が持つ力
依頼や重要な連絡は、まずメールやチャットで後に残る形で送った後、可能であれば相手に直接声をかけるようにしています。
口頭だけだと、日が経ったときに振り返ろうとしてもわからなくなっている場合が多いからです。いつ、どんな依頼をしたのか。この点は文字で残しておいた方が未来の自分たちのためです。
忙しそうであれば「さっき〇〇の依頼を送ったのでご確認お願いします!」のような一言でも、なるべく声をかけるようにしています。
特に社長や専務といった社内・社外の多くの方から連絡をばんばん受ける立場の人たちは、依頼、相談、共有といった連絡が次々に届き、重要な依頼が埋もれてしまうことがよくあります。
なので、直接口頭でも伝えることで「確かに依頼した」という確実性を高めると同時に、「しっかり確認してほしい内容だ」という意思を示すことができます。
デジタルな世の中ですが、このアナログな「声かけ」があることで相手に「重要なことは直接声をかけてくれる」という安心を感じてもらえているのではないかと思っています。(自己評価)
自分に関係のない話にもそれとなく耳を傾ける
―予期せぬ貢献で「気が利く」を演出
オフィスで、自分が直接関わっていない案件について誰かが相談している声が聞こえてきたら、それとなく耳を傾けるようにしています。
聞いているのは単なる好奇心と、集中力があまりないので人が話していると気になるというのもありますが、根底にあるのは「もしかしたら役に立てるかもしれない」という気持ちです。
例えば、「これってどこを見ればわかるんだろう?」「わからないから社長に聞いてみようか」という話が聞こえてきたとします。その際、どこを見ればいいのか知っていたり、社長以外に誰がわかるのかを知っているなど、自分がすぐに答えられる情報や解決の糸口を持っていそうだと思ったら、その場でサッと声をかけて伝えます。
これにより課題がスムーズに解決し、「わざわざ確認しなくてすんで助かりました!」と言ってもらえたりします。予期せぬ場面での貢献は「社内の色んなことにアンテナを張ってくれている人だ」という評価につながっています。
社長や専務が「あれどうなったんだろうなぁ」と呟いたときに「この前こうやって相談してるの聞きましたよ」と情報を補足できることもあります 。この「聞いているぞ感」は、トップからの信頼獲得にも地味に効いています(笑)
まとめ:「褒め」は「周りが仕事をしやすいように」という意識から生まれる
今回ご紹介した4つの行動は、すべて「周りの人が気持ちよく、スムーズに仕事をしやすいように」という意識から生まれています。

この意識を持つことで、結果として「気が利くね」「ありがとう」という言葉をかけてもらえるんです 。そして、その感謝の言葉こそが、また次の仕事への最高のエネルギーになっています 。
「褒められる」は、特別な能力ではなく、周りの人へのちょっとした配慮の積み重ねから作れます。ぜひ、あなたも今日から試してみてはいかがでしょうか!

2018年入社、企画・開発部所属。
業務内容は「制作以外のすべて」と言われている、らしい。部署のムードメーカー(自称)として、今日も元気に活動中。焼肉とお寿司はいつでも食べたい。