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【初心者向け】ヒートマップとは?必要性や活用例を解説

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【初心者向け】ヒートマップとは?必要性や活用例を解説

「自社のマーケティングをもっともっと強化したい。でも、どのように戦略を立てればいいのかわからない・・・」そんなお悩みを抱えていませんか?

Web上で情報収集をおこなうことが一般化した現代において、Webを利用してビジネスチャンスにつなげるWebマーケティングの重要性が、日々高まっています。Webマーケティングを強化する方法は様々ですが、なかでも「せっかくホームページがあるから、有効活用したい」とお考えの方も多いのではないかと思います。

そこで本記事では、ホームページを活用したWebマーケティングの強化に有効なヒートマップの必要性や魅力についてわかりやすく解説していきます。

丁寧にご説明していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次


  1. ヒートマップとは
  2. ヒートマップでできることと活用例
    2.1.ヒートマップ機能
    2.2.レコーディング機能
  3. まとめ

1.ヒートマップとは


ヒートマップとは、ホームページに訪れたユーザーが「どのような動きをしたか」を視覚的に分析できるツールです。そして、ヒートマップを活用したホームページの分析は、Webマーケティングを強化するうえで非常に重要になります。

ヒートマップを使うと、たとえば「ページ内で最もクリックされている箇所はどこか」「最も見られている部分はどこか」などを色の濃淡で表現したり、ページを閲覧しているユーザーの動きをレコーディングしたりすることで、ユーザーの動きを可視化することできます。

ヒートマップの見え方の例
ヒートマップの見え方の例

数値で確認するだけでは気づけない共通点や改善点を導き出せるところが、ヒートマップの魅力の1つですね。

ヒートマップを活用してホームページに訪れたユーザーの動きを把握することで、「お問い合わせボタンの位置を変更したほうがいい」「誤ってクリックしてしまいやすいデザインのようなので変更したほうがいい」といった、UIやUXの改善につなげることができます。


※UXとは:UXとはユーザーエクスペリエンスの略称で、ユーザーがサービスや製品を利用する際に得る体験そのものを指します。機能面やデザインといった部分的なものではなく、サービスや製品の使用前から使用後までの一連の体験すべてを指します。

※UIとは:UXと似た言葉にUI(ユーザーインターフェース)があります。UIはいわばUXの一部のようなもので、ユーザーとサービスをつなぐための接点を指します。たとえば、ホームページ内にあるお問い合わせボタンの配置やサイトのレイアウトなどが一例として挙げられます。UIでは、デザイン性よりも、わかりやすさや扱いやすさといった「ユーザーにとっての操作性・機能性」を重要視しています。

UIやUXの改善は、ホームページに訪れてくれたユーザーの満足度を高めるために必要不可欠です。

たとえば、サービス内容に興味を持ち、詳細のお問い合わせをしたいと感じた場合に、スムーズにお問い合わせページにたどり着けるとコンバージョンが高まりやすくなります。また同じようなお問い合わせが多い場合は、あらかじめ「よくある質問」をまとめておくと、ユーザーに安心感を与えられます。

今の時代は、何でもWeb上で完結できるのが当たり前になりつつあります。そのため、数多くあるWebサイトの中で自社を差別化していくためには、ユーザーにとってより質の高いサイトを提供することが大切です。

UI・UXの改善とWebマーケティングの関係性
UI・UXの改善とWebマーケティングの関係性

こうした細やかな改善を積み重ねてユーザーの満足度を高めることで、リピーターを獲得しやすくなります。

また、新規ユーザーに対してもUI・UXが改善された親切なホームページを提供することで、自社の製品やサービスの価値を正しく伝えられたり、お問い合わせ等のアクションをおこしやすくしたり、ブランドイメージを向上させたり・・・・と、コンバージョンの改善やWebマーケティングの強化に有効です。

***

このように、WebマーケティングにおいてUI・UXの改善は非常に重要です。そのため、ユーザーの動きを可視化し、改善点を分析できるヒートマップは、Webマーケティングを強化するうえでとても有効なツールということなんです。

2.ヒートマップでできることと活用例


ここからはヒートマップでできることをもう少し詳しくみていきましょう。今回は、ヒートマップツールのメイン機能である以下の2点についてご紹介します。

ヒートマップツールの機能

■ヒートマップ機能:ユーザーの行動を色で識別できます。

■レコーディング機能:ユーザーの操作状況を動画で確認できます。

1つずつ解説していきますね。

2.1. ヒートマップ機能

ヒートマップ機能は、先ほどもお伝えしたとおりユーザーの行動を色で識別し可視化することができます。

具体的には、

・ユーザーが熟読しているエリア
・ユーザーが離脱したエリア
・ページ内でクリックされた位置

などを可視化することで、ユーザーの行動を視覚的に分析できます。

それぞれの活用イメージも見ていきましょう。

ユーザーが熟読しているエリア

ページ内のどのエリアが最もよく見られているのかがわかると、たとえば、訪れたユーザーに閲覧してほしい重要な情報をどこに表示するのが最適かを判断しやすくなります。

また、「なぜその箇所がよく読まれているのか」について仮説を立てて分析することも可能です。

ページへの単純なアクセス数だけでなく、どこが読まれているのかを知ることで、自社ホームページに訪れたユーザーの興味・関心がどこにあるかを分析するのに役立ちます。

ヒートマップでユーザーの興味関心が高い場所

ユーザーが離脱したエリア

ユーザーが離脱したエリアの確認もUI・UXの改善にはとても重要です。

たとえばページスクロールのパーセンテージが50%以下まで下がる箇所はどのあたりかを見てみると、ページ内のどこでユーザーの興味・関心が薄れたか、離脱につながったかの仮設を立てやすくなります。

また、ほとんど閲覧されていない箇所に重要な情報を表示していないか・開発の労力を割いていないかを確認するのにも役立ちます。

ヒートマップでユーザーが離脱した場所

ページ内でクリックされた位置

ヒートマップ上では、よくクリックされた箇所の色が濃く表示されます。ユーザーが何度もクリックした箇所を可視化できるので、意図した箇所でクリックしてもらえているかなどを確認できます。

たとえば、ボタンでもない箇所をやたらとクリックしてしまっている場合は、その箇所のデザインがクリックできるように見えてしまっている可能性があるので、デザインの変更が必要かもしれません。

また、クリックしてほしい箇所がまったくクリックしてもらえてない場合は、先ほど上述した熟読エリアに移動させることで、クリック率を高められる可能性があります。

2.2. レコーディング機能

ツールによっては、ユーザーの動きをそのまま録画できるレコーディング機能が備わっている場合もあります。ユーザーがページ内をどのように操作しているかを直接確認することができる点が最大の魅力です。

たとえば、滞在時間が長い傾向にあるユーザーは、どのようにページ内を閲覧しているのか、もしくは、滞在時間が極端に短い場合、他のページへの遷移が原因になっていないか、などを確認するのに役立ちます。ユーザーの動きをそのまま録画できるため、より具体的かつ精度の高い仮説を立てられる点が特徴です。

レコーディング機能で録画した様子(例)

***

このように、ヒートマップそれぞれの機能を掛け合わせて分析することで「訪れたユーザーはこう思ったのではないか」という仮説のもと、UIやUXの改善につなげることができます。

そして、こうした改善は最初にお伝えしたようにWebマーケティングを強化するのに役立つだけでなく、間接的にSEO対策にもつながります。

たとえば日本国内でも利用率が高いGoogleでは、ユーザーの利便性が高いことを重要視しています。そのため、検索結果上位に表示される条件のなかには、扱いやすさ・情報へのアクセスのしやすさも含まれていると言えます。

そのためユーザーの行動を把握し、サイトの改善点を洗い出して丁寧に改善することは、ユーザーファーストなホームページ作りにつながるため、間接的にではありますがSEO対策にも役立ちます。

▼世界で利用されている検索エンジンなどの統計をまとめているStatcounter Global Statsによると、2024年12月時点でGoogle Chromeの日本におけるブラウザ市場シェア率は約55%を占めています。
・出典:Statcounter Global Stats
ブラウザ市場シェア 日本 2023年12月 - 2024年12月
https://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/japan

・出典:Google が掲げる 10 の事実
https://about.google/philosophy/?hl=ja
(参照日:2025 年1 月30日)

3.まとめ


今回は、Webマーケティング強化に有効な、ヒートマップについて解説しました。

「Webマーケティングに力を入れたい・・・」とお考えの場合は、ヒートマップを活用しながらUX・UIを改善し『ユーザーにとって親切なサイト』を作る意識がとても大切です。

しかしその一方で、ヒートマップを効果的に活用するためには、実はそれなりの時間と労力をかけて分析をおこなう必要があります。そのためせっかく自社でツールを導入しても、なかなか思うように活用できないケースも少なくはありません。

そうした企業様のご状況を配慮し、WWG(ダブル・ダブル・ジー)ではヒートマップを活用した分析や、ホームページのご状況に合わせたUI・UXの改善案をご案内するサポートサービスを強化しております。

ヒートマップの活用を始めとするあらゆる観点から、ホームページ制作会社というプロの視点を交えてWebマーケティング強化のための課題の洗い出しや、ホームページ改修などのご提案させていただきます。

ホームページを制作して終わりではなく、最も重要なその先の運用と活用をご支援させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。(ご相談は無料で承っております。)

名古屋から愛知全域にて企業専門のホームページ制作をしています
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
愛知県 名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F(企画)&9F(制作)

お電話でもホームページの制作相談OK: 052-890-7007
※ホームページ制作のお問い合わせフォーム(24時間365日受付)はコチラから
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